藤村さん。これから清楚検査を行います。
はい。
清楚検査のことは知っていますか?
いいえ。
そうですか。でも、あなたが本当に清楚であるなら、何も気にしなくて結構です。
はい・・・・
そうは言われても、これから何が始まるのか、有香は不安で仕方なかった。
では、まず検査の準備をしますので、立ってください。
先生は縄を準備した。
え、何?
そう思っていると、先生は有香の後ろに回って有香の手を取った。
そして後ろ手に有香を縛り始めた。
あ、先生。
大丈夫。これは検査のために必要なのです。リラックスして。
縄は有香の両手をぎっちりと縛ると、胸に回ってきた。そして、有香の乳房を上下から締め付けた。
先生は力を入れて有香の身体を縛り上げていく。
両腕に縄が食い込んで、痛い。
先生・・・・
有香はちょっと泣きそうになったが、じっと我慢していた。
下に降りてきた縄がウエストを絞り上げると、有香は苦しさに顔をしかめた。
うう・・・
思わず声が漏れた。
しかし、縄はさらに下に降りてくる。そして、後ろから回った縄が、有香の股間に通された。
あっ。
有香が驚いて小さく声をあげた。
しかし、先生はお腹の縄に股間から通った縄を通し、ぎいっと引っ張り上げた。
縄が有香の股間を締め上げた。
あ!・・・いた・・・
有香は片目をつぶって声を上げた。
縄はそのまま乳房の縄を通って、首の後ろで固定された。乳房がさらに縄で絞られていった。
よし。これで準備ができました。では、そこに座りなさい。
生まれて初めて股間に縄を通され食い込まされた有香は、痛みよりも恥かしさでぼーっとしていた。
身体が熱くなって耳が赤くなっていた。
座って。
もう一度言われて、有香ははっとしたように、ソファに座った。
あっ!
有香は思わず声を上げた。
座ったときに縄がずれて股間に擦れたのだった。
でも、有香は声を上げたことを恥じ、じっとしていた。
後に深くもたれていいぞ。
有香は言われたとおりにしたが、また縄が股間に擦れて有香は困ったような表情をした。
見られちゃったかな?と、先生の顔を見たが、大丈夫のようだった。
そんな有香のことなど気づかず、先生は今度は有香の右足に足かせを着けて縄を通した。
え?な、なに?
そして、縄で足を高く引っ張り上げていった。
いや!
足を無理やり開かされて、その恥ずかしさで有香は声を上げた。
短いスカートから白の下着が露になっている。
そして、あろうことか、その真ん中を縄が通って股間に食い込んでいる。
それを、若い男の先生がそばで見てるなんて。
いや・・・恥ずかしい・・・・
恥ずかしさに顔を手で覆いたかったが、両手をぎっちりと縛られた有香はそれもできなかった。
有香は顔をいっぱいにそむけた。
さてこれから検査に入ります。
これが清楚検査器です。
そう淡々と言って、先生はピンク色の小さな機械を取り出した。
それは・・・・
有香はその後が言えなかった。
それは、紛れもなく、昔ネットで見たことのある、ローターというものだった。
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